ユーグレナに含まれるビタミンEについて

ビタミンEは、脂溶性ビタミンの一種です。

ビタミンEはトコフェロールとも呼ばれ、特に D-α-トコフェロールは自然界に広く普遍的に存在し、植物、藻類、藍藻などの光合成生物により合成されます。

ビタミンEは、医薬品、食品、飼料などに、疾病の治療、栄養の補給、食品添加物の酸化防止剤として、広く利用されています。

ビタミンEはメチル基の位置によって8つの異性体があり、それぞれの生物学的活性が異なります。

ヒトではD-α-トコフェロールがもっとも強い活性をもち、主に抗酸化物質として働くと考えられています。

抗酸化物質としての役割は、代謝によって生じるフリーラジカルから細胞を守ることです。

フリーラジカルは、DNAやタンパク質を攻撃することでガンの原因ともなります。

フリーラジカルは、脂質過酸化反応により脂質を連鎖的に酸化させます。

ビタミンEは、フリーラジカルを消失させることにより自らがビタミンEラジカルとなり、フリーラジカルによる脂質の連鎖的酸化を阻止します。

発生したビタミンEラジカルは、ビタミンCなどの抗酸化物質によりビタミンEに再生されます。

厚生労働省が策定した2010年(平成22年)版の食事摂取基準においては、α-トコフェロールのみの目安量及び上限量を定めています。

目安量は、成人男子 7 mg/day、成人女子6.5 mg/dayです。

上限量は、成人男子800 mg/day、成人女子650 mg/dayです。

ビタミンEが欠乏すると、未熟児においては溶血性貧血、深部感覚異常及び小脳失調の原因となることが知られています。

また、生体膜で活性酸素が存在すると脂質過酸化反応により過酸化脂質が連鎖的に生成され、膜が損傷し、赤血球では溶血が起こるなど生体膜の機能障害が発生します。

また、欠乏すると不妊症や筋萎縮症、脳軟化症の原因となるといわれています。

ビタミンEは、ひまわり油、コーン油、オリーブ・オイル、キャノーラ油、大豆油などの油脂類、アーモンド、ラッカセイ、大豆などの種実類、キャビア、いくら、たらこなどの魚卵類、青魚などに多く含まれています。

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